2020年5月26日火曜日

除菌消臭器

フィルター交換等のメインテナンスが面倒なので空気清浄機の購入を

躊躇していましたが、出入りのウオーターサーバーの会社の

サイレントナノディフューザーを設置してみました。

謳い文句は二酸化塩素のチカラによるウイルス、花粉、ニオイ等の対策

とのことですがメインテナンス込みなので様子を見ることにしました。

対応面積は40畳あるそうです。








2020年5月8日金曜日

開院8年目になりました

5月7日は開院記念日です。開院時にはこのような社会状況になるとは

思いもしませんでした。換気、飛沫予防対策を講じて診療しています。

受付の飛沫防止対策
















入口の開放

待合窓の開窓



2020年5月5日火曜日

緊急事態宣言の延長

 感染者数は減少傾向にありますが緊急事態宣言の1ヶ月延長が決まりました。

ウイルスを完全に撲滅するのは困難なので季節性インフルエンザのようにワクチン

やタミフルなどの内服薬で対応できる状態にすることが新型コロナウイルス対策

のゴールでしょうか。

 しかし、ワクチン開発には時間がかかり、アビガンが認可されてもインフルエンザ

のように簡便な診断キットがなければ簡単には処方できません。1ヶ月の延長で

これらが準備できるとは思えませんが、いつまでも社会生活を自粛するわけには

いかないので100年前のスペイン・インフルエンザのように人々の免疫力に依存する

のが現実的なのでしょうか。

 ウイルスと共存し感染しないためにはその特性を知らなくてはなりません。

現在までの知見では新型コロナウイルス感染者の8割は軽症例や無症候性陽性者で、

2割は酸素吸入、人工呼吸器などを必要とする重症例、重症・軽症にかかわらず

感染者の8割は人への感染はない、感染力は発症2日前からあるなど徐々に報告

されています。また、無症候期は主要な感染時期ではないとも考えられています。

濃厚接触者の定義も発病2日前に1m以内かつ15分以上の接触なら濃厚接触と

変更されました。これらを踏まえて3密を避け、マスクの着用、手指の手洗い・消毒、

social distanceを意識して社会活動を再開しなければなりません。

 当院においても日本外科学会からの『新型コロナウイルス感染症蔓延期における

外科手術トリアージ』の大幅改定を参考に地域の感染状況や緊急事態宣言の状況

により感染が陰性ならば緊急性のない手術(待機手術)も適切な予防対策を講じた

うえで実施可となりました。ただし当面は濃厚接触者の定義を踏まえて短時間

の手術から再開したいと考えています。

2020年5月2日土曜日

温故知新

 100年前にパンデミックを起こしたスペイン・インフルエンザについての日本で

最初の著書である速水融著『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ』(藤原書店)

をなんとか読み終えました。著者は医療関係者ではなく文化勲章受賞者で日本に

歴史人口学を導入した経済学者です。

 スペイン・インフルエンザという名称の由来や本症がウイルスにより発症すること

が知られていないことなど世界各国の状況を詳細に記述しています。日本では

1918年の春の先触れに始まり10月からの前流行、191912月に始まる後流行の

2年間にも及びました。

 前流行では罹患率が高く死亡率が低いのに対し、後流行では罹患率は低いが死亡率

が高いのが特徴で、これは抗体の獲得によるのではと推察しています。ちなみに罹患

者数は前流行21168398人、後流行2412097人、合計で2358495人、死亡者数は

それぞれ257363人、127666人で合計385000人と言われているが著者は専門的

見地から453152人が実際の死亡者数であると述べている。

 当時の政府や医学界は対策としてマスクの使用、うがい・手洗いの敢行、人混み

を避けるなどの通告を出したが、神仏に救いを求めて殺到する満員電車には何の規制

も加えられなかったとのことでした。

 新型コロナウイルス感染症による現在の状況は環境衛生、医学の進歩によるワクチ

ンや抗ウイルス薬の開発が期待されていますが、人々に求められるのは100年前と

同様の行動です。

2020年5月1日金曜日

飛沫防止パネル3

前回作製した受付正面の飛沫防止パネルを側面に合わせるために

ホームセンターで材料を購入してきて作製しました。

ちなみに側面のパネル


アフター
ビフォー