北斎は90歳の生涯に多くの作品を残し、画号も30以上あり晩年の傑作『富嶽百景』
では画狂老人卍と筆しています。その後書には『70歳以前の自分の絵は取るに足らず
動植物の骨格や性質を会得できるようになり、80歳で上達し、90歳で奥義を極め、
100歳で神の域に達し、百何十歳になったら一筆、一筆がいきもののように動き
出すだろう』と書いています。剣聖持田盛二の遺訓と通じると感じ入りました。
0 件のコメント:
コメントを投稿